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現代日本版画展(平成28年度)

「現代日本版画展」を開催します

◆現代日本版画展チラシ (PDF: 772.3KB)

このたび当館では、主要なコレクションである版画に注目し、一般社団法人日本版画協会協力のもと、“現代版画”をテーマとした展覧会を開催します。

版画の歴史は古く、その表現手法は時代とともに発展を遂げてきました。日本では、浮世絵が隆盛を極めるなど、木版が版制作における代表的な技法でしたが、西洋から広まった銅版や石版(リトグラフ)、さらには、産業分野で活用されてきたシルクスクリーンによる版表現が戦後、数多く登場するようになったのです。

作家独自の工夫を凝らし、多種多様な表現により生まれた日本の版画は、各国での国際展において受賞を重ねるなど、世界的にも高い評価を受け、進化を続けてきました。 そして、現在では、従来の技法をもとに各作家が新たな手法を編み出す他、これらの枠を超えた技法の併用による作品が出現するなど、実に様々な表情を持つ現代版画が創り出されています。

本展覧会では、このような多様化が進む現代版画の世界を日本版画協会会員の作品を中心に、約90点紹介するとともに、同協会が主催する一般公募での受賞作品を併せて展覧します。

若手から日本を代表する版画家まで、版画家たちがこだわりぬいた版表現の世界をお楽しみください。

会期

平成28年5月21日(土曜日)~6月26日(日曜日)

休館日

月曜日

開館時間

10時00分~17時00分(入館は16時30分まで)

入館料

大人 400円
大学生 200円
高校生以下無料
20人以上の団体料金は大人が300円、子供は150円

主催

東広島市立美術館

協力

一般社団法人 日本版画協会

後援
  • 中国新聞社
  • NHK広島放送局
  • 中国放送
  • 広島テレビ
  • 広島ホームテレビ
  • テレビ新広島
  • 広島エフエム放送
  • 株式会社広島リビング新聞社
  • プレスネット
  • KAMONケーブルテレビ
  • FM東広島89.7MHz
出品作品紹介

今回出品される作品の一部をご紹介します。

左上:平木 美鶴 「食卓の金魚」
右上:木下 泰嘉 「GET BACK-109-Y」
左下:有地 好登 「Lost shape fantasy(s)(失われた形-白昼夢(s))」

(1)展覧会解説ガイドツアー

出品作家の高垣秀光さんと木下泰嘉さんによる展示解説を行います。

日時

平成28年5月28日(土曜日)13時30分~ 高垣秀光さん

平成28年6月18日(土曜日)13時30分~ 木下泰嘉さん

場所

東広島市立美術館展示室内

参加料

無料(ただし、当日の入館料が必要)

申込み

不要

(2)ワークショップ「メディウムはがし刷り版画の体験」

出品作家の平木美鶴さんと濱田富貴さんの指導により、近年の新しい技法であるメディウムはがし刷り
版画の制作を行います。

日時

平成28年6月12日(日曜日)13時30分~16時00分

会場

八本松地域センター(美術館南隣)

持参物

下絵(必要な方のみ。15×10.5cm以内)

参加料

無料(ただし、当日の入館料が必要)

対象

小学生以上(ただし、小学生は保護者同伴)

定員

20名(先着順)

申し込み

電話・ファックス・美術館窓口で事前申し込み。(参加者の名前・電話番号)

定員に達しましたので、申し込みを締め切りました。

(3)アートアドベンチャー

小学生を対象としたクイズイベントです。来館時に受付へお申し込みください。

日時

展覧会期中

場所

東広島市立美術館展示室内

対象

小学生

参加料

無料(ただし、保護者は当日の入館料が必要)

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