所蔵企画展 第2期「現代陶芸 表現の在りか」
所蔵企画展2「現代陶芸~表現の在りか~」を開催します
本展覧会では、東広島市立美術館の美術品収集の一つの柱である「中国地方を中心とした現代陶芸作品」について、収蔵作品にみられる“現代”と“伝統”に注目し、現代陶芸の一つの見方をご紹介します。
日時
平成25年5月17日(金曜日)~平成25年6月23日(日曜日)
休館日
月曜日
開館時間
午前10時~午後17時(入館は16時30分まで)
入場料
一般 200円
大学生 100円
高校生以下無料
20人以上の場合は一般が150円、大学生が70円の団体料金となります。
所蔵企画展1との共用チケット(一般 400円、大学生 250円)も販売しています。
所蔵企画展1の期間のみ販売予定です。
会場
東広島市立美術館(東広島市西条栄町9番1号)
電話番号 082-430-7117
ファックス 082-430-7118
出品作家*五十音順、敬称略
- 荒木 高子
- 伊勢崎 淳
- 伊勢崎 満
- 市野 雅彦
- 今井 政之
- 岡田 裕
- 隠崎 隆一
- 金重 晃介
- 金重 道明
- 金重 有邦
- 兼田 昌尚
- 木村 芳郎
- 古庵 千恵子
- 皿谷 緋佐子
- 皿谷 実
- 新庄 貞嗣
- 十二代 三輪 休雪
- 西端 正
- 西本 直文
- 波多野 善蔵
- 原田 拾六
- 原田 隆峰
- 前田 昭博
- 三原 研
- 三輪 栄造
- 三輪 和彦
- 森 陶岳
- 大和 保男
- 山本 出
- 山本 浩彩
- 吉賀 將夫
主催
東広島市立美術館
後援
- 中国新聞社
- NHK広島放送局
- 中国放送
- 広島テレビ
- 広島ホームテレビ
- テレビ新広島
- 広島エフエム放送
- プレスネット
- Kamonケーブルテレビ
- FM東広島89.7Mhz
内容
皆さんにとって現代陶芸とはどのようなイメージでしょうか。
現代の陶芸はかたちも様々、オブジェのようなものも少なくなく、とっつきにくいと感じる方もいるかもしれません。
確かに現代陶芸の作品は様々なかたちをしていることから、戸惑うことが多いでしょう。
しかしこれらの造形も、やきものが積み重ねてきた長い歴史と伝統の上に立脚した表現であり、決して真新しいだけのものではないのです。
また、だからといって、ただ古い技法や様式といった既存のものを守り続けて成立してきたわけでもなく、各時代に生まれた感覚によって絶えず変化を遂げ、様々な変遷をたどっています。
そのため、現代は、絶えず伝統と革新が入り乱れている状態、変化の絶えない状態であると考えられます。
左:岡田 裕「炎彩花器」(平成23年)
右:西本 直文「十二単衣釉陶筥」(平成23年)
このような変化のめまぐるしい現代において、作家が自らを表現する切り口は様々です。
そこで、今回はめまぐるしい変化としての現代と、今まで積み重ねられてきた伝統をキーワードとし、現代陶芸の一つの見方をご紹介します。
本展が、絶えず変化を遂げる陶芸表現の変化の片鱗を感じられる場となれば幸いです。
そして、現代を生きる陶芸作家の作品に触れることで、少しでもやきものの世界に興味を持っていただけたら幸いです。
関連企画
1.アートアドベンチャー
小学生を対象としたクイズ形式の作品鑑賞企画を開催します。
来館時受付へお申し込みください。
2.ボランティアガイド
会期中の土曜日・日曜日の午後に、美術館ボランティアによる作品の解説を行っています。
都合により解説できない場合がございます。
3.ギャラリートーク
展覧会担当職員によるギャラリートークを行います。
平成25年5月18日(土曜日)14時00分~(30分~1時間程度)
平成25年6月 1日(土曜日)11時00分~(30分~1時間程度)
4.出前講座
市内在住・在勤・在学するおおむね10人以上で構成された団体に関しては、出前講座で申請頂くと平日に展覧会の作品解説を行います。
条件、申込方法等の詳細につきましては、次のリンクをご覧ください。