開館30周年記念展コレクションで振り返る東広島市立美術館の30年(平成21年)
開館30周年記念展 「コレクションで振り返る東広島市立美術館の30年」
内容
東広島市立美術館では昭和54年の開館以来、数多くの展覧会を開催し、また優れた美術作品の収集を行ってまいりました。当館は、開館当時広島市在住の故大久保博氏から建物の寄贈を受けて開館いたしました。その後、夫人の大久保フジコ氏のご寄附をもとに増築を行い、現在の姿を整えることができました。
開館当初は、収蔵作品が無いなかで展覧会を開催していく困難さを経験しましたが、美術愛好団体のご協力や、所蔵家の皆様のご好意によって自主展覧会を開催してまいりました。そのなかで、美術館活動をより充実したものとするため、館独自の収集方針を定めて館蔵品の収集を進めることとしました。その対象は、地域ゆかりの作家の作品をはじめ、国内の近現代版画作品や中国地方を中心とした現代陶芸作家の作品などです。
これらの作品は、長年に亘る収集活動の結果、収蔵点数約600点を数えるに至りました。今年度、開館30周年を迎えたのを機に、これらの収蔵作品を前・中・後期の3期に分けて展示することで、当館の美術品収集活動の成果を多くの皆様にご鑑賞いただければ幸いです。
左:織田一磨『道頓堀』
中:吉田博 『タジマハル朝霧第五』
右:難波平人『集落(西日)』
会期
平成22年1月15日(金曜日)~3月22日(月曜日・祝日)
- 前期展 1月15日(金曜日)~2月7日(日曜日)
- セレクション展 2月11日(木曜日・祝日)~2月28日(日曜日)
- 後期展 3月5日(金曜日)~3月22日(月曜日・祝日)
休館日
月曜日 ただし、3月22日(月曜日・祝日)は開館
開館時間
10時00分~17時00分(入館は16時30分まで)
出品作家出品作家
版画
- 荒川 修作
- 池田 満寿夫
- 織田 一磨
- 恩地 孝四郎
- 加納 光於
- 木村 光佑
- 草間 彌生
- 小林 敬生
- 駒井 哲郎
- 永瀬 義郎
- 長谷川 潔
- 浜口 陽三
- 浜田 知明
- 棟方 志功
- 山下 清澄 ほか
絵画
- 岡崎 勇次
- 織田 廣喜
- 久保田 辰男
- 難波 平人
- 新田 稲實
- 堀 研
- 三原 捷宏
- 宮川 啓五
- 山口 長男 ほか
工芸
- 荒木 高子
- 伊勢崎 淳
- 今井 政之
- 隠崎 隆一
- 木村 芳郎
- 古庵 千恵子
- 皿谷 緋佐子
- 皿谷 実
- 藤川 素子
- 前田 昭博
- 三輪 和彦
- 三輪 休雪(十二代)
- 三原 研
- 森 陶岳 ほか
入館料
各展とも 一般300円 大学生200円
20人以上の場合は一般が250円、大学生が150円の団体料金となります。
3期共通割引券 一般600円 大学生400円(前期展会期中に販売)