平成26年度 第2期所蔵作品展『人・ひと・ヒト』
平成26年度 第2期所蔵作品展『人・ひと・ヒト』を開催します。
東広島市立美術館では、「日本の近現代版画」「中国地方を中心とした現代陶芸」「広島県内で活躍する現代作家」を柱として、作品の収集を行っております。所蔵作品展は、毎年少しずつ集められコレクションとして蓄積された所蔵作品たちを紹介するために行われる展覧会です。
今回は、所蔵作品の中から、「人」をテーマに作品を選び、展示します。
古来より、人は自然、動物、器物や風景など、様々なものに仮託しながら自分の思いを表現してきました。
そして時には、「人」そのもや、人が愛用したものや縁のある場所などで表現されることもあります。例えば、作家自身や作家にとって身近な人などの「個人」、あるいは子どもや女性、老人などの「一般化された人」、そして沢山の人が集まった「群集」など様々です。また、その表現方法も、写実から抽象的なものまで幅広く見られます。このように「人」は、頂上を競うほど表現される頻度の高い題材で、いつまでたっても飽きることのない、魅力的な存在ということなのでしょう。
そこで、本展覧会では、所蔵作品の中から「人」をモチーフとした、あるいは「人」と関係の深いもので表現された油彩画・水彩画・書・版画・彫刻・素描作品41点を展示します。
「人」は私たちにとって永遠のテーマ。皆さんも様々に表現された人々を通して、「人」の魅力を感じてみませんか。
出品作家(五十音順・敬称略)
- 相笠 昌義
- 小作 青史
- 織田 廣喜
- 遠藤 彰子
- 柄澤 齊
- 北岡 文雄
- 小平 胖可
- 関野 凖一郎
- 竹澤 丹一
- 谷本 正美
- 永瀬 義郎
- 長谷川 潔
- 中田 旱
- 堀 研
- 前川 千帆
- 光岡 始
- 棟方 志功
- 山下 清澄
- 山本 容子
出品作品(参考)
左:堀 研『風の中ゆく』1986-1992
中:小平 胖可『カイツブリを抱く女』1998
右:遠藤 彰子『沈める街』1989
会期
平成27年1月6日(火曜日)~2月1日(日曜日)
休館日
月曜日(1月12日を除く)、1月13日(火曜日)
開館時間
午前10時~午後5時(入館は午後4時30分まで)
主催
東広島市立美術館
入館料
一般100円、大学生70円、高校生以下無料
20人以上の団体料金は大学生70円、高校生50円
平成27年2月より開催する、特別企画展『現代の造形-Life&Art-「花-生きるということ-」』の関連イベントを、所蔵作品展会期中(平成27年1月6日~2月1日)に行います。「東広島から広島の被災地へ メッセージカードで花を咲かせよう」 に関連して、美術館にメッセージカードを持参いただいた方については、所蔵作品展を無料で鑑賞いただくことができます。
(終了しました)
関連イベント
ものづくり広場「かんたんハンコで人つなぎ!」
美術館内にものづくりスペースを開設します。自分で作ったハンコを使って、一つの大きな作品を作りませんか。
日時
会期中
会場
東広島市立美術館1階ロビー
対象
どなたでも(ただし、大学生以上は、別途当日の入館料が必要)
アートアドベンチャー
小学生を対象としたクイズ形式の鑑賞イベントです。
ご来館時に、受付にお申し込みください。
日時
会期中
会場
東広島市立美術館展示室内
対象
小学生(ただし、保護者は当日の入館料が必要)