コレクション展第Ⅰ期　新収蔵作品展

東広島市立美術館の近現代版画、現代陶芸、郷土ゆかりの作品を中心としたコレクションは、総数1,100点以上にのぼります。2020年の市街地西条への新築移転以降、2024年3月までに約330点が新たなコレクションとして加わりました。

本展では、県内で染色家として活躍した杉谷冨代（令和3年度新収蔵）による色銅版画や、八本松町で制作を続ける彫刻家ゼロ・ヒガシダ（令和4年度新収蔵）などのほか、幼少期を東広島で過ごした小林敬生が緻密に描き出す木口木版画や、1947年四耕会への参加以降、前衛的な陶のオブジェに取り組む林康夫の1970年代から2010年代の作品、富本憲吉による白磁など令和5年度新収蔵作品を中心として、現代作家による青白磁を交えながら約50点を展覧します。
陶芸や版画、彫刻による多彩な表現とともに、新たな作品たちとの出会いをお楽しみいただけますと幸いです。

開催概要

会期	2024年6月18日（火曜日）～2024年7月21日（日曜日）
開館時間	9：00～17：00（入館は閉館30分前まで） ただし、7月7日（日曜日）は19:00まで開館
休館日	月曜日（祝日の場合は翌平日）
会場	3階展示室、2階展示室
観覧料	一般300円、大学生200円*、高校生以下無料* （＊学生証をご提示ください/20名以上の団体は2割引き） 後期高齢者医療被保険者証・身体障害者手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳の交付を受けられている方は、無料でご観覧いただけますので、受付で各手帳等をご提示下さい。（スマートフォンアプリ「ミライロID」も利用可能） 【キャンペーン】のん太トレーディングカードをゲットしよう！ 「コレクション展第Ⅰ期　新収蔵作品展」にご来場の方、先着500名様に「のん太トレーディングカード」をプレゼント！ご希望の方は、受付係員にお申し付けください。 ※「のん太トレーディングカード」の詳細についてはこちら（東広島市観光協会／外部リンク）からご確認ください。
主催	東広島市立美術館

出品作家 ＊五十音順、敬称略

第1章「陶のかたちと表現―白磁からオブジェ陶まで」
井上 萬二、　𫝆井 政之、久保田 厚子、十四代 今泉 今右衛門、十四代 酒井田 柿右衛門、庄村 健、富本 憲吉、林 康夫、前田 昭博

第2章「彫刻―幾何学・人体・生命」
オシップ・ザッキン、ゼロ・ヒガシダ、日髙 定光

第3章「広島ゆかりの版画家を中心に」
内田 智也、小林 敬生、杉谷 冨代、永瀬 義郎

作品リスト

コレクション展第Ⅰ期　新収蔵作品展　作品リスト（PDF）

関連イベント

担当学芸員が展示の見どころについてお話ししながらご案内します

※画像は過去に実施したギャラリートークの様子です。

演奏者プロフィール

■東広島ウィンドアンサンブル
東広島ウィンドアンサンブルは東広島市を中心に活動するアマチュアの吹奏楽団。その中でアンサンブルチームを組み少人数での演奏活動も積極的に行っている。今回出演するメンバーもそれぞれ、フルートアンサンブル『カナリア』、クラリネットアンサンブル『WIN.C(ウィンク)』として、地域イベントでの演奏やYouTubeにて演奏動画を公開等の活動をしている。チームを越えた新しいハーモニーをご堪能ください。