開館30日前記念イベント「棟方志功と紡ぐ書のリズム」
棟方志功は広島と関わりの深い作家です。棟方は作品制作においてしばしば、広島の伝統工芸である「熊野筆」を使用していました。また東広島の銘酒「白牡丹」のロゴやラベル制作にも携わっており、現在においても棟方がデザインしたラベルが使われ、多くの人々に親しまれています。
今回開館30日前記念イベントとして、当館所蔵作家の棟方志功の作品を題材に広島県立賀茂高等学校書道クラブによる書道パフォーマンスを行います。また、同高校の美術クラブと協力し、棟方志功の作品からイメージした絵を同じ半紙に加え、彩を添えるとともに、パフォーマンス中は棟方志功の出身地である青森の伝統芸能、津軽三味線の演奏で会場を盛り上げます。
ロビースペースでは東広島市内にある酒蔵の酒ラベルの展示と「酒ラベルと酒蔵の歴史」について解説をいたします。東広島の酒文化とラベルデザインの関わりをぜひこの機会にお楽しみください。
開催報告
新型コロナウイルス感染対策として、イベント当日は参加者の皆さまのお席を指定させていただき、マスクのご着用及び手指消毒等にご協力を頂いたうえでの開催となりました。
今イベントの書道パフォーマンスで完成した作品は屏風に仕上げ、当館ロビーでの展示を予定しております。また、東広島市役所ロビー、東広島市立中央図書館でも展示予定となっています。
展示スケジュールは追ってこちらのページにてご案内させていただきます。
当日の様子が東広島まるひネット様にて掲載されました!
開催概要
開催日時:2020年10月3日(土) 14:00~
開催内容:酒ラベル展示解説及び書道パフォーマンス
会場 :東広島市立美術館1階 ロビー及びアートスペース
参加費 :無料
参加定員:30名(申込多数の場合は抽選)
申込方法:往復はがき
※市内在住の方もしくは市内に通勤・通学をされている方が対象となります(小学生以下の参加者は保護者の同伴が必要です)