コンサート企画「ミロと音楽-ALLEGRO VIVACE」
創作活動のみならず音楽にも情熱を注ぎ、クラシックから現代音楽まで幅広い音楽を好んだジョアン・ミロ。ミロの故郷であるスペインの音楽を中心とした演奏プログラムをお届けします。
日時 | 11月28日(土)18:00開演(17:30開場) |
演奏者 | 上垣内寿光(ギタリスト) |
定員 | 30名(事前申込制) |
会場 | 2階展示室 |
参加費 | 無料 |
エリザベト音楽大学を飛び級し大学院修了。その後、広島中村奨学金を得て渡独。ドイツ国立カールスルーエ音楽大学卒業、ディプロマ取得。ドイツ国立ワイマール・リスト音楽院、演奏家課程修了。名古屋ギターコンクール優勝、日本ギターコンクール第3位、九州ギターコンクール最高位、大阪ギター音楽大賞第2位、2007年度第22回イタリア・ロベレドーロ国際音楽コンクールギター部門第2位(1位なし)など国内外のコンクールに入賞。第149回日本演奏連盟新人演奏会にて広島交響楽団と共演。
日本をはじめドイツ、イタリア、スイスなどヨーロッパのみならず韓国、中国、インド、タイなどアジアでもリサイタル、ワークショップを展開する。
また、作曲活動も精力的に行い、テレビ新広島「広島百景」の音楽プロデューサー、テレビ新広島特別番組「原爆ドーム~その名に遺されたもの~」の作曲を手がける。
現在エリザベト音楽大学で教鞭をとる傍ら、卓越したプロ演奏家をあらゆるシーンにコーディネイトする(株)クライスミュージックエンターテインメントの代表取締役も務める。
開催報告
東広島市立美術館の2階展示室にてコンサート企画「ミロと音楽-ALLEGRO VIVACE」を開催しました。
ギター奏者の上垣内寿光様に、ジョアン・ミロの故郷であるスペインの音楽を中心に演奏していただきました。
スペインのバルセロナを都とするカタルーニャ地方は、美術ではミロをはじめパブロ・ピカソやサルバドール・ダリ、そして音楽ではイサーク・アルベニスなどのスペインを代表する芸術家たちの故郷です。
演奏の合間には、上垣内様からカタルーニャ地方の独自の文化・歴史のお話をお聞かせいただきました。
参加者の方からは、「曲だけでなくお話が興味深かった」「楽しいひと時をありがとうございます」などのご感想をいただきました。
実際にジョアン・ミロの作品を鑑賞しながら、ミロが過ごした土地の音楽を聴き、また違った視点で作品を観ることができたのではないでしょうか。